英米文化専攻  −教育課程の特色−

英米文化専攻は英語学、英米文学、英米文化の三分野から構成され、英米の文学、文化を中心とする研究を通して学際的な教養を修得し、大学、高等学校、中学校教員をはじめ、さまざまな分野で活躍できる人材の育成を目標としています。

英語学の授業では、ことばそのものに関する研究、演習を行っています。意味と形式、語、文、談話、コミュニケーションという視点から、必要があれば日本語との比較をまじえ、現代英語のしくみを解き明かします。文献の精読とデータ分析を通して、問題を深く追究していきます。

文学の授業では、英米の詩、小説、演劇、批評に関する研究、演習を行っています。特定の国の特定の文化環境の中で生み出されてきた「文学」ということばの贈りものが、個人を越え、時代を超えて、世界の人々に送られつづけている事実を、少しでも親しく、こまやかに感受できることを目指します。

文化の授業では、具体的な作品、思想、伝統、広義の制度や価値観といった文化的事象それ自体の研究はもとより、研究をするうえでの姿勢と方法も学びます。たとえば、歴史に対して真摯に向き合い、また隣接する他の事象にも積極的に目配りをするという態度を養い、一方で分析、考察のための視座や理論を身に付けます。

修士課程での最大の研究活動は修士論文の執筆といえます。本専攻では、大学院生がひとりの研究者としてそれぞれの関心事に沿った十分な研究が遂行できるよう、複数の教員による指導体制をとり、手厚い論文指導を行います。

なお、大学院生の研究成果の発表の場として、群馬県立女子大学英米文化学会の大会や研究誌があり、積極的に活用されています。さらに、学外での研究発表に対しては、本学会からの支援もあり、利用が期待されています。