大学の取り組み

 群馬県立女子大学は、学術の中心として、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究するとともに、人間として調和のとれた豊かな情操と幅広い教養を身につけて、家庭生活の向上及び地域社会における文化の進展に寄与し、更に国際化社会に対応しうる有能な人材を育成することを目的としています。
 この目的の達成のため、本学は以下の取組を重視しています。

徹底した少人数教育

 文学部、国際コミュニケーション学部ともに、少人数教育を重視しています。
 文学部では、1年次に「基礎ゼミ」があり、少人数で大学の授業に慣れることができます。また、専門分野を学び、最終的に卒業論文・卒業制作を完成させるため、同じ専門を志す仲間とゼミに所属し、議論を深めます。
 国際コミュニケーション学部でも、少人数に分かれて基礎的な学習のスキルを修得できる「スタディ・スキルズ」という科目があります。語学のクラスも少人数で構成され、修得状況により編成されますので、全体のレベルアップが図られています。
 少人数だからできる、双方向でのやり取りや、議論を交えた欧米型の授業が学生に学ぶ楽しさや意欲をもたらします。

海外留学支援・外国語教育の充実

 他国のことばや文化に接するには、海外留学することが近道。本学では、語学学習のみならずボランティアやフィールドワークなど、留学を通して異文化交流を体験する機会を提供しています。

  • 短期留学、長期留学いずれにも、所定の基準に基づく奨励金を支給
  • 留学先で修得した単位の認定などを行うことで4年間での卒業が可能
  • 長期留学期間中の学費を免除

 年間100名規模の海外留学を、附属研究機関「外国語教育研究所」がサポートします。また、同研究所では、本学の外国語教育の充実のために外国人研究員による英語の授業を行うほか、群馬県における外国語教育の拠点として、外国語及び外国語教育の実践に関する調査・研究や、「明石塾」をはじめとするグローバル人材育成事業などを行っています。

キャリア支援

 キャリア支援センターを中心に、授業とガイダンス・講座・面談などによって学生のキャリア形成を支援します。卒業時の職業選択やその後の職歴・経歴に留まらず、女性ならではの充実した生き方全体をともに考えていきます。
 2年次3年次には学生全員と面談してひとり一人の希望を把握し、将来のキャリアを見すえた適切なアドバイスを行います。また、キャリア支援センターにはアドバイザーが常駐し、随時相談に応じています。
 就職活動の支援では、履歴書の書き方、筆記試験対策、マナーなどの講座を設け、面接やグループディスカッションのシミュレーションを行い、なかなか踏み出せない初めの一歩から内定後のフォローまできめ細やかなサポートで学生を支えます。教員採用試験、公務員試験に向けては筆記と面接の特訓講座を用意し、受験する学生を応援しています。

地域日本語教育の推進

 群馬県は在住外国人比率が高く、出身国の多様化も進んでいます。
 本学では、「地域日本語教育センター」が拠点となって、在住外国人が地域社会で生活する上で十分な日本語能力を身につけられる「地域日本語教育」の人材育成や教材開発等に取り組んでいます。
 日本語教員を目指す学生のための「日本語教員養成プログラム」があるほか、在住外国人を含む一般県民を対象に「地域日本語教育講演会」や「日本語ボランティアスキルアップ研修」を、また在住外国人を対象とした日本語教室「生活日本語」を開催しています。

群馬学の確立

 文学・歴史・民俗・経済など、多方面から群馬の特色・独自の文化を探る「群馬学」の確立を目指しています。研究者・経済人・ジャーナリストなどさまざまな方々の協力を得て、群馬学連続シンポジウムを開催し、多くの方々の参加をいただいています。
 附属研究機関「群馬学センター」を核に、群馬の「知」の結集である「群馬学」を県民共有の知的財産としてさらに発展させることを目指します。

開かれた授業の充実

 地域の方々とともに学ぶ公開授業を年々充実させています。各分野を代表する学内外の講師による多彩な授業を提供しています。各分野における最新の情報から裏話まで、その熱弁は学生にさまざまな刺激を与え、勉学へのモチベーション向上につながっています。