公開講座概要紹介 (平成29年度)

日本に住んでいる外国人と日本語学習支援の方法

開講日時 6月12日(月) 10時40分〜12時10分

この講座はいままで日本語教育に全く興味がなかった方を対象としています。日本国内における日本語教育の対象者(学習者)や日本語学習支援の現状を知っていただき、多文化化していく社会の中で私たちに何ができるのかを一緒に考えたいと思います。

担当教員 地域日本語教育センター 講師 ヤン・ジョンヨン

作家の原稿を読む

開講日時 6月12日(月)13時00分〜14時30分

白洲正子「私の自然観」の原稿を読み、作家の推敲過程を追うことで、表現の工夫やそれと連動する作家の考え方を追体験したいと考えています。また、直筆原稿を見ることで文章の息遣いも感じ取ることができたら良いと思います。

担当教員 文学部国文学科 教授 権田 和士

英語の勉強は本当に早く始めた方が良いのか

開講日時 6月12日(月)14時40分〜16時10分

早期英語教育の重要性が叫ばれています。小学校英語の本格導入も差し迫っています。これらは、「外国語の学習は、早ければ早い方が良い」という考えに基づいています。しかしそれは本当なのでしょうか。この講座では、これまでの研究結果を基にして、母語習得、そして外国語習得にこの「仮説」が当てはまるのかどうかを検証します。

担当教員 国際コミュニケーション学部 准教授 神谷 信廣

デザインを考える1:人の動き

開講日時 7月10日(月)10時40分〜12時10分

舞踊(ダンス)の世界では、踊り手の動きを一般に「振り」といい、それを事前に決めておくことを「振付」といいます。つまり振付とは「動きのデザイン」といえますが、踊りのジャンルごとにその手法は様々です。社交ダンス、歌舞伎舞踊、バレエ、ストリートダンス等を比較し、その本質を考えてみましょう。また近年、舞踊学では振付の概念を拡張し、日常生活での人の動きの分析にも応用しています。その研究の最前線もご紹介します。

担当教員 文学部美学美術史学科 准教授 武藤 大祐

詩と肖像

開講日時 7月10日(月)13時00分〜14時30分

2010年、新たに発見されたアルチュール・ランボー(1854年〜1891年)の写真は大きな関心を集めました。いったいなぜでしょうか。本講座では、写真発見の経緯と反響を辿るとともに、詩作品とその作品を書いた詩人との関係について、詩人の肖像写真を手がかりに考えます。

担当教員 文学部総合教養学科 教授 井村 まなみ

アメリカ・女性参政権の歩み

開講日時 7月10日(月)14時40分〜16時10分

昨年の米国大統領選挙では民主党のクリントン候補が史上初の女性大統領誕生をめざして健闘したことは記憶に新しいところです。また今年の初頭には、英国での女性参政権獲得運動を描いた『未来を花束にして』が公開されました。このように女性と選挙というテーマは非常に今日的なものといえますが、米国における女性参政権実現は意外に遅く、1920年代末でした。そこにはどのような物語があったのか、女性たちの戦いを振り返ります

担当教員 文学部英米文化学科 准教授 木下 耕介

英語らしさについて―ライティングの観点から―

開講日時 9月11日(月)10時40分〜12時10分

英語をどのように書けば英語らしくなるかを、英語と日本語の比較を通して考えていきます。第一部では主に構文に、第二部では表現方法により焦点を当てて、英語らしい英語とは何かを考えます。講座の中では、参加者のみなさんのご意見もお聞きしながら話し合えればと思っております。

担当教員 国際コミュニケーション学部 教授 細井 洋伸

交通と通信のイギリス文学

開講日時 9月11日(月)13時00分〜14時40分

19世紀以降、交通と通信において先進的な発展を遂げたイギリスはまた、日常生活や人間関係の細部を写実的に描く文学作品を数多く生み出しました。「人や物を運ぶ手段」や「情報を伝える手段」の変化が、作品の中でどのように表現され、どのような役割を果たしているのかを探ります。

担当教員 文学部英米文化学科 准教授 島田 協子

社会調査とは何か―社会を正しく知るために―

開講日時 9月11日(月)14時40分〜16時10分

わたしたちは、日々、社会の中でさまざまな活動を行っています。たとえば家族と旅行に行く、商品を購入する、投票に行く等です。このとき、とくに意識的でなくても「社会がこうなっている」という認識を前提にして行動しています。ですから、より良く活動を行うためには、正しい社会認識をもっていることが重要です。この正しい認識を持つための一つの方法として社会調査があります。社会調査とはどういう営みなのか、社会調査によって何がわかるか等を紹介し、社会調査の抱える課題についても考えてみたいと思います。

担当教員 文学部総合教養学科 講師 歸山 亜紀

末摘花の物語の美しさ―『源氏物語』のヒューマニズムを追って―

開講日時 10月02日(月)10時40分〜12時10分

『源氏物語』の女君たちの中では醜いことで有名な末摘花。容姿の醜さを赤裸々に描いた場面には抵抗を感じる現代の読者も多いことでしょう。しかし、この姫君が登場する末摘花巻は、『源氏物語』の中でもとりわけ温かなヒューマニズム漂う巻でもあります。末摘花の物語を皆さんと丁寧に読み味わいながら、この巻独特の美しさや温かさを拾ってみたいと思います。

担当教員 文学部国文学科 准教授 室田 知香

「発達障碍」の理解と支援

開講日時 10月02日(月)13時00分〜14時30分

最近、「発達障碍」児・者が増えていると様々な場で言われていますが、それは本当でしょうか。その理由をわかりやすく解説するとともに、「発達障碍」について説明し、その支援についてもお伝えします。

担当教員 文学部国文学科 教授 宮内 洋

デザインを考える2:地域連携

開講日時 10月02日(月)14時40分〜16時10分

近年、多くの大学で、社会貢献につながる地域の様々な活動との連携が行われています。美学美術史学科デザインゼミでは、デザイン視点の地域連携を10年以上前から積極的に取り組んでいます。その活動事例を交えながら「地域と考えるデザイン」についてご紹介します。

担当教員 文学部美学美術史学科 教授 高橋 綾

デザインを考える3:肖像画

開講日時 11月13日(月)10時40分〜12時10分

肖像画とは人の顔や姿を描いた絵画をいいます。そこでは描かれた人物が何者であるかを示すために様々な道具が描きこまれ、着る物やポーズも選ばれています。描かれた人物がどのような人物かを読み解くヒントが多く描かれていることになりますが、ある特定の人物として見られたいという意図がこめられているともいえます。どのような狙いでつくられているかという視点から、主に前近代の日本の肖像画を見ていきます。

担当教員 文学部美学美術史学科 講師 三宅 秀和

英語音声学

開講日時 11月13日(月)13時00分〜14時30分

言語を話すということは、その言語を構成する様々な音を口の中で形作って発話するということです。この講座では、英語音声と日本語音声の相違点、調音のしかたや英語のリズムなど、発音上達に役立つ英語音声学の基礎知識を身につけていただくことを主眼にしています。

担当教員 国際コミュニケーション学部 准教授 小笠原 奈保美

ディランの歌詞を読む

開講日時 11月13日(月)14時40分〜16時10分

超2016年ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン(1941-)の歌詞のいくつかを取りあげ、どのようなテーマが描かれ、どのような物語が語られているのか読みとっていきます。初期のトピカル・ソングから最近の哀愁漂うラブ・ソングに至る、その変化に(また変わらない部分にも)注目します。

担当教員 文学部英米文化学科 教授 松ア 慎也