英米文化学科

わたしたちの学科は、たくましく未来を生きてゆく「ひとりひとり」の人間を育てたいと考えています。

グローバル化のながれは今後もさらに進むでしょう。一方、自国や地域の伝統を守る活動も増えるでしょう。

こうしたうごきのなかで、個人に必要な資質は3つあります。個々の文化に対する理解力、多様な価値観を認める姿勢、そしてコミュニケーション能力です。文化とは、ひとことでいえば、人のさまざまないとなみや、人の手による有形無形のもののことです。異文化との出会いの場面でも、自分の文化を重んじる場面でも、まず文化の実際のありようを正しく理解しなければなりません。また各々の文化は、独自の価値観に支えられています。文化の真の理解とはそうした価値観の洞察までをも含み、そのために必要なことは、それぞれの価値観をそのまま受けとめる公平な姿勢です。この姿勢なくして、他者との共存は望めません。そしてこの他者とのかかわりを、実り豊かなものとするためには、コミュニケーション能力が欠かせません。意思伝達のためのこの能力は、自分と他者とのあいだに有意義な関係を築き、より良いコミュニティを創り上げることを本来の目的としているはずです。

英語や英米の文化を学ぶなかで、上に述べた3つの資質をみなさんに身につけてもらいたい、これが英米文化学科のねらいです。

英米文化学科が開設する多様な授業科目はすべて、このねらいにそっています。英語を話し、書き、聴き、読む力を高める科目。文法や用語法など、英語の仕組みを学ぶ科目。英米の文学作品や映画を深く理解する科目。そして英米の社会や慣習、制度や伝統を広く学ぶ科目などが用意されています。また多くの授業が少人数で行われることから、英米文化学科は「ひとりひとり」の人間を育てることができるのです。

みなさんはこの学科で学ぶことをとおして、英語の高度な運用能力や英米の文化に対する深い知見を獲得することができます。そしてそれらを活かして、国内外のビジネスの現場で、もろもろの公共機関で、そして中学校や高等学校等の教育の現場で、活躍することになります。